夜長月
道端に元気に咲いていた向日葵が頭を下げ始め、秋桜やススキもそろそろ目にするようになってきました。
日暮れの時間も少しずつ早くなり、もうすぐ秋の訪れを知らせる爽やかな風が心地よく感じられるでしょう。
秋の風物詩といえば、「中秋の名月」です。旧暦の毎月15日が十五夜と言われ、中でも中秋といわれる旧暦の8月15日(新暦では9月~10月のいずれか)が最も月が美しく見えることから「中秋の名月」と言われるようになりました。
農作物の豊作を祈る意味をこめて、お団子を満月に・・・ススキを稲穂に見立ててお供えします。
また、ススキは魔除けの効果もある、と言われ収穫物を災いや悪霊から守り、豊作を願う意味も込められています。
猛暑、集中豪雨災害、コロナウィルス感染者の増加に悩まされた今年の夏・・・そんな災いから守ってもらいたい、という願いを込め、手作りの十五夜飾りを本館ロビー、本館事務所入口、第二事務所入口、高丘工場入口に飾りました。
コロナ禍で外出もままならない今、十五夜飾りをして夜空に輝く綺麗な月を眺めてみてはいかがでしょうか。
“Raise Your Hearts”(皆の心・気持ちを高めよう)
さくらごころ -Cherry Hearts-